幕末伝 新撰組日記
「よしっ、じゃあ食うか!」
原田さんが隣で言う
あれから漸く飯の支度が出来上がり、隊士の皆さんを呼び集め、食べ始めた
ちなみに原田さんは、ここに帰って来る頃には、目を輝かせながら御膳の前に座っていた。本当に、この人の回復力は恐ろしい
永倉さんは、あれっきり帰ってない
………飯、取っておかなきゃ、原田さんに食われちまうなあ……と、俺は思った
「オイ珀!」
「ギャン!」
後ろから頭にゲンコツをくらわされた
「てめえ、この鮭はどう言う事だっ!言ってみろ!」
「ってえ………一体なんですか土方さん」
この人物こそ、鬼の中の鬼、副長・土方歳三だ
ちょーーーーっとでも気に入らない事があったら、(一定の人を除き)全ての者に鉄拳をくらわせる、凶暴兼暴力的な人だ
ああ………朝っぱらからどうして俺は……泣きたくなってきた
「てめっ、この鮭全然味付けされてねえぞ!俺はこんな味っ気のねえ鮭は大嫌いなんだ!」
「知りませんよ!大体、土方さんの鮭は味付け、他のやつより数倍濃いですよ!?」
今日は鮭の味付けが薄かったとか言う理由で殴られた
この人は濃い味の物しか食べないタイプで、それに加え好き嫌いも多く、なかなか文句を言わずに食ってくれない
今日の鮭なんて、塩十振りもいれたぞ!!
「知るか!!罰としてお前は今日、剣術・槍術・忍術の練習メニューを一日中やってもらう!!」
「げええぇぇ!!」
恐怖の練習メニュー…土方さんが罰としてよくやる手だ
だが今日は剣術・槍術・忍術だけだ…酷い時はこれに加えて柔術・馬術・弓術…オマケに勉強まで入ってくるからな…
でも、一日中はやりすぎだと思う
原田さんが隣で言う
あれから漸く飯の支度が出来上がり、隊士の皆さんを呼び集め、食べ始めた
ちなみに原田さんは、ここに帰って来る頃には、目を輝かせながら御膳の前に座っていた。本当に、この人の回復力は恐ろしい
永倉さんは、あれっきり帰ってない
………飯、取っておかなきゃ、原田さんに食われちまうなあ……と、俺は思った
「オイ珀!」
「ギャン!」
後ろから頭にゲンコツをくらわされた
「てめえ、この鮭はどう言う事だっ!言ってみろ!」
「ってえ………一体なんですか土方さん」
この人物こそ、鬼の中の鬼、副長・土方歳三だ
ちょーーーーっとでも気に入らない事があったら、(一定の人を除き)全ての者に鉄拳をくらわせる、凶暴兼暴力的な人だ
ああ………朝っぱらからどうして俺は……泣きたくなってきた
「てめっ、この鮭全然味付けされてねえぞ!俺はこんな味っ気のねえ鮭は大嫌いなんだ!」
「知りませんよ!大体、土方さんの鮭は味付け、他のやつより数倍濃いですよ!?」
今日は鮭の味付けが薄かったとか言う理由で殴られた
この人は濃い味の物しか食べないタイプで、それに加え好き嫌いも多く、なかなか文句を言わずに食ってくれない
今日の鮭なんて、塩十振りもいれたぞ!!
「知るか!!罰としてお前は今日、剣術・槍術・忍術の練習メニューを一日中やってもらう!!」
「げええぇぇ!!」
恐怖の練習メニュー…土方さんが罰としてよくやる手だ
だが今日は剣術・槍術・忍術だけだ…酷い時はこれに加えて柔術・馬術・弓術…オマケに勉強まで入ってくるからな…
でも、一日中はやりすぎだと思う