僕の彼女は無関心
何故そんなことを聞いてくるのだろうか…


まさか!!


……ハルカ!


警戒心マックスでハルカを見ていた。


「すごい美人だったよ~、本当に芸能人顔負けって感じで」


あろうことか田中さんが答えてしまった。


「……なっ」


「へぇ、そんなに美人なんだぁ~」


ハルカの目があやしいよ~。


「すごい美男美女の幼なじみだな」


「ホントだねぇ、なかちゃんがこんなにほめるんだし」


アキラとユキも感心したように言葉をはっしていた。


僕は抗議の声をあげて田中さんに言った。


「なんで言っちゃうんだよー、田中さん!!」


「あれ?言っちゃまずかった??」


「まずいよ~、ハルカがなんか興味持ちはじめちゃったよ!!」


「良いじゃん、オレ綾ちゃん見てみたいしぃ~」


「ダメー!!」


もう、僕はテンパりまくりだ。


「こぉら、アオイをいじめるなよ。ハルカ」


見かねてアキラが仲裁に入った。


「えぇ~、アキラは気になんねぇの?」


「まぁ、確かに俺も見てみたいけど……」


「ボクもボクも~♪」


ユキも手を挙げて言ってきた。


「ボクも綾ちゃんみてみたい~」


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