僕の彼女は無関心
この二人は僕と綾の共通の友人だ。
ちなみに一と千鶴は付き合っている。そして僕と綾が付き合っていることを知っている数少ない人間でもある。


「騒がれたくて騒がれてるわけじゃねえよ」


「はいはい。相変わらず学校では完璧だな。元気そうでなにより」


「まあな。体は強いほうだしな」


「綾ちゃん大好きぐあいも変わりなさそうで」


一はニヤリと笑って目にはからかいの色を含みながら綾と千鶴の方を見た。


一方の綾たち


「いつにもましてだるそうだねぇ~」


「あぁ、今日は葵がいたからいつもより早く起きたからね」


「葵くんは相変わらず学校に来られる日は朝からべったりねぇ」


笑いながら千鶴は言う。


「そう言うのはあたし達が付き合ってるの知ってるアンタ達だけだよ。他の子達は気付きもしないもの」


「あははぁ♪二人ともわかりにくいもんねえ。でも素の葵くんだったらすぐばれるだろうね」


葵達と綾達がそれぞれ話しをしている間にSHRの時間になった。


今日は平和に過ごせるといいなぁ~♪



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