◆小悪魔素直
本当にカップル?~MIKI
どうも、坂下美樹です。
光汰の彼女です、多分。
欠点は、“素直になれないこと”。
光汰に告白されたとき。すっごく嬉しかった。
なのに、上手く喜べないし。
おまけに、“一緒に帰るのが当たり前”なんて言っちゃうし。
直したいのは山々なんだけどね?
昔からのコンプレックスが、そう簡単に直るわけもなくて。
周りからは、小悪魔なんて呼ばれてるし。
ちがうちがうちがーう!
小悪魔なんかじゃないもん。
光汰からしたら、こんな彼女、嫌で仕方ないんだろうな。
こんなあたしの悩みを、唯一まじめにきいてくれるのは、ただ一人の親友。
桐原いおり 17歳。
高校入学した時からの親友。
朝の自由時間に、今日も相談。
「いおり~。また昨日もやっちゃった~。」
“やっちゃった”っていうのは、冷たくしちゃったってこと。
「ん~.......そろそろ光汰くんも、愛想尽かしち ゃうんじゃないかなぁ。
なんて、ウソウソ!光汰くんが美樹に愛想 尽かすなんて、美樹が光汰くんを嫌いにな るくらいにあり得ないから大丈夫だよ。」
この言葉に、毎回の如く救われた。
光汰の彼女です、多分。
欠点は、“素直になれないこと”。
光汰に告白されたとき。すっごく嬉しかった。
なのに、上手く喜べないし。
おまけに、“一緒に帰るのが当たり前”なんて言っちゃうし。
直したいのは山々なんだけどね?
昔からのコンプレックスが、そう簡単に直るわけもなくて。
周りからは、小悪魔なんて呼ばれてるし。
ちがうちがうちがーう!
小悪魔なんかじゃないもん。
光汰からしたら、こんな彼女、嫌で仕方ないんだろうな。
こんなあたしの悩みを、唯一まじめにきいてくれるのは、ただ一人の親友。
桐原いおり 17歳。
高校入学した時からの親友。
朝の自由時間に、今日も相談。
「いおり~。また昨日もやっちゃった~。」
“やっちゃった”っていうのは、冷たくしちゃったってこと。
「ん~.......そろそろ光汰くんも、愛想尽かしち ゃうんじゃないかなぁ。
なんて、ウソウソ!光汰くんが美樹に愛想 尽かすなんて、美樹が光汰くんを嫌いにな るくらいにあり得ないから大丈夫だよ。」
この言葉に、毎回の如く救われた。