白い魔法





「あら、清?
今日は起きるのが遅かったのね。」


「どうした??
具合でも悪いのか!?」



父と母が心配そうに話しかけてきた


「大丈夫。ちょっと疲れてたみたいで…シャワー浴びてくるね」


私は軽く笑って答えた



私の家は、けして裕福ではないけれど幸せ充分だった


両親が私の病気の治療費を稼ぐため、
一生懸命働いていることもわかっていたから





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