ゴーストな彼
家に着くと悠が
ソファーに座り
TVを見ている
「お帰り・・・」
「あれ?
成仏したんじゃ・・・?」
あたしは内心
ホッとしたものの
表情に出さないように
必死に
平静を装った
「冗談だろ!あんなお経
アホらしくて
聞くに耐えないから
先に帰ったんだよ」
あたしがテーブルの上に
護符を置くと
悠は
「何 その紙切れ・・・」
「紙切れって・・・
アンタ・・・
これは 護符!!
肌身離さず持ってろって・・・
破れたら燃やして
捨てなさいだって・・・」
「ふーん」
あたしは
もらってきた護符を
悠の目の前に出した
悠はそれをチラッと見ると
フンっ!といわんばかりに
またTVを見始めた
あたしがしつこく
悠の視界の中に
護符をチラつかすと
急にあたしの手の中で
護符が「ビリッ」と破れ
突然「ボッ」と燃え出した
「熱っ!!」
あたしは慌てて手を離した
ソファーに座り
TVを見ている
「お帰り・・・」
「あれ?
成仏したんじゃ・・・?」
あたしは内心
ホッとしたものの
表情に出さないように
必死に
平静を装った
「冗談だろ!あんなお経
アホらしくて
聞くに耐えないから
先に帰ったんだよ」
あたしがテーブルの上に
護符を置くと
悠は
「何 その紙切れ・・・」
「紙切れって・・・
アンタ・・・
これは 護符!!
肌身離さず持ってろって・・・
破れたら燃やして
捨てなさいだって・・・」
「ふーん」
あたしは
もらってきた護符を
悠の目の前に出した
悠はそれをチラッと見ると
フンっ!といわんばかりに
またTVを見始めた
あたしがしつこく
悠の視界の中に
護符をチラつかすと
急にあたしの手の中で
護符が「ビリッ」と破れ
突然「ボッ」と燃え出した
「熱っ!!」
あたしは慌てて手を離した