ゴーストな彼

お昼を過ぎた頃
ようやくあたしは
ウトウトし始める

でも・・・
眠りに落ちそうになると
昨日の夢の残像が蘇り
眠れない・・・

眠りたいのに
眠れない・・・

それを何度か
繰り返している内に

あたしはとうとう
眠る事をあきらめ
お昼を食べるコトにした


TVを観ながら
お昼を食べてると
突然 TVの調子が悪くなる


「ぇー!またぁ・・・?」


あたしはリモコンをTVに向け
他のチャンネルに変えてみる


「いい~におい!
 あれ?今日 仕事は?」


顔を上げるといつの間にか
悠が向かいの席に座っていた

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