期間限定彼女
「だ、大丈夫…?驚かせた…?」


『だ、大丈夫…!!全然平気だよ』


……書類は、全滅だからやり直し決定だけど

龍一にやらせよう…遅くなった罰として


「ちょっと話があったんだけれど…今、平気?」


秀一君はテンパっているアタシを見てクスクス笑っている。


和み笑顔で…優しい声



『話し…?いいよ…?コーヒーでも入れる?』


コーヒーカップを取り出して用意をし始めると、アタシの手を掴み止めさせた。


「唐突すぎるけど…俺と付き合って欲しいんだ…三ヵ月だけ」



それは本当に唐突で…奇跡的な言葉だった。
< 12 / 22 >

この作品をシェア

pagetop