期間限定彼女
「お母さん、秀一君のこと息子に欲しいわ」


…な、何てことを!!

顔を真っ赤にしたら秀一君はただ笑っている。

当然だよね…三ヵ月だけの恋人だもん



『もう行くからね…行こう秀一君!!』



「うん…失礼します、お母さん」


……秀一君!!いつの間にかお母さんとか言ってるし…


秀一君の手を引いて玄関を飛び出した。

玄関前で息を整えてから秀一君に頭を下げた。



『本当にごめんね…お母さんが色々させちゃって』



「気にしないでいいよっ…俺のこと気に入ってもらえたかな?』


……十分過ぎるほど気に入ってます!!
< 16 / 22 >

この作品をシェア

pagetop