期間限定彼女
それに驚いたアタシは急ぎ足で玄関まで向かった


……なに、なに朝から強盗とか…?


玄関に立っていたのは…王子様の一人の


佐伯 秀一君。


制服をビシッと着こなしていて、寝癖一つない完璧な姿で立っている。


叫んでいたお母さんはというと…床に座り込んでしまっている。


「おはよう。那岐ちゃん。…お母さん大丈夫かな?驚いたみたいだけど」


苦笑して母の心配をしてアタシに聞いてきた秀一君。



お母さんが驚いた理由は…


秀一君の大ファンだったりするからで…。
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