期間限定彼女
「しゅ…秀一くんが目の前に…あははは」
壊れかけている母を放置して秀一君に尋ねた。
『今朝はどうしたの…?』
「あれっ…?昨日約束したよね…朝迎えに行くって…」
……うわっ、かなり忘れてた。
って言うか“三ヵ月の約束”で頭の中真っ白だったから…記憶にないだけ
『そ、そうだったね…鞄持ってくるからちょっと待ってて……母のことは放置しておいて…』
アタシは急ぎ足で自室へと向かった。
待たせちゃ悪い、待たせちゃ悪い…
鞄を机から取って玄関に戻ろうとしたアタシの目には、さっきを付けたカレンダーが入ってきた。
約束まで約三ヵ月…
壊れかけている母を放置して秀一君に尋ねた。
『今朝はどうしたの…?』
「あれっ…?昨日約束したよね…朝迎えに行くって…」
……うわっ、かなり忘れてた。
って言うか“三ヵ月の約束”で頭の中真っ白だったから…記憶にないだけ
『そ、そうだったね…鞄持ってくるからちょっと待ってて……母のことは放置しておいて…』
アタシは急ぎ足で自室へと向かった。
待たせちゃ悪い、待たせちゃ悪い…
鞄を机から取って玄関に戻ろうとしたアタシの目には、さっきを付けたカレンダーが入ってきた。
約束まで約三ヵ月…