陽炎の向こう
平安の春


ひらひらと舞、桜達



敷き詰められた桃色の絨毯の上を、愛しい彼と一緒に歩む



一緒に空を眺め、一緒に花を愛で、一緒の時を生きる



彼と迎える何度目かの春



ここは京都、これから向かうのは彼の旧友



安倍 清明の邸宅



そこで起きた二人の物語



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