<季節>サンタクロースの願い事
☆★
昨日の夜の出来事が嘘のような
晴れ晴れとした青空の中。
学校指定のコートに身を包んで俺の足はいつもの通学路を進む。
(あっ・・・)
俺の目に彼女の姿が映し出される。
彼女のセーラー服が風になびきながら
俺の横を通り過ぎていく。
(やっぱり・・・どこか・・・で)
「なぁ、彼女がそうなの?」
俺の思考回路に横やりが入る。
「おいっ!勝手に頭の中に入ってくんな」
普通の人からは見えないらしい・・・あの男が俺の横で
宙に浮きながら聞いてきた。
そう、昨日の男。
サンタクロース・・・の見習いの男。
晴れ晴れとした青空の中。
学校指定のコートに身を包んで俺の足はいつもの通学路を進む。
(あっ・・・)
俺の目に彼女の姿が映し出される。
彼女のセーラー服が風になびきながら
俺の横を通り過ぎていく。
(やっぱり・・・どこか・・・で)
「なぁ、彼女がそうなの?」
俺の思考回路に横やりが入る。
「おいっ!勝手に頭の中に入ってくんな」
普通の人からは見えないらしい・・・あの男が俺の横で
宙に浮きながら聞いてきた。
そう、昨日の男。
サンタクロース・・・の見習いの男。