初恋日記っ♪♪
「岬君家どこっ?」
結構歩いたのに。
まだ付かない!!
「ん〜。………ここっ」
指差したその先はビル!ではなく大きなマンション!立派ですなぁ。
「でかいね!」
そう言いながら動揺を隠しきれないあたし。
きっとあわあわしてるであろう。
エレベーターに乗り込み岬君は最上階のボタンを押す。
今わかった。岬君は金持ちなんだって……!
エレベーターの中で1人またあわあわする。
そんなあたしにきずいたのか、
あたしの目の前にきて顔をぎゅっと近づけた。
キス寸前!
ヤバいと思ってあたしは目を強く閉じた。
唇に何かがあたった。
「…ぇ?」
「キスするかと思った?」
「なっ…!」
唇にあたったのは岬君の人差し指。
「キスは後で♪」
そう言って微笑んだ。
やっぱコイツ悪魔だ…!