イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~
「すげぇ、いい。麻衣、、見てみて」
『はいはい。なんですか』
タカト兄の声の聞こえる部屋を覗くと、そこには浴衣姿のタカト兄が。
『いい、いいね。タカト兄。かっこいいよ、やっぱりこの柄似合うよ。選ぶの大変だったんだよ。もう一つ候補があってね、深い碧の色ので…でも、それはさ…』
やっぱりよかった。悩んで、悩んで選んだかいがあったよ。ほんとかっこいい!
でも、タカト兄は私の会話なんか聞いていないようだった。