イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~
「じゃぁ…美化体育委員よろしくな…」
職員室で先生がプリントを渡した。
「はーい、じゃぁ、失礼しました」
なんで、なんでこいつと…よりによって一番仕事があって、みんなが避けている役になってしまった。どうしてじゃんけん弱いんだろう…
「よろしくな、七海。明日、全校委員会だってさ、おっ、1組は勇じゃん。ラッキィ。3組は瑛汰か。風香もいるじゃん。七海、仲いいんだよな。同じ部活だろ」
『…えっ…』
瑛君の名前を聞きプリントを見る。
ホントだ、瑛君も一緒かぁ。うれしい。おもわず笑顔になる。
「七海ってさ…」
『…なっ…なに?』
春哉が顔を覗きこみながら言った。
「七海ってさ、時々唇に手を当てるよな」
『えっ…』
「そんで何か考え事してるって言うか、ぼんやりしてるっていうか…なんでやってるのか
なぁって」
ぼんやりって…なんでやってるのかなって…しっ、失礼だよ。私は真っ赤になりながら答えた。
『べっ別に…やっている意味なんてないよ、そんなことしてる?私』
職員室で先生がプリントを渡した。
「はーい、じゃぁ、失礼しました」
なんで、なんでこいつと…よりによって一番仕事があって、みんなが避けている役になってしまった。どうしてじゃんけん弱いんだろう…
「よろしくな、七海。明日、全校委員会だってさ、おっ、1組は勇じゃん。ラッキィ。3組は瑛汰か。風香もいるじゃん。七海、仲いいんだよな。同じ部活だろ」
『…えっ…』
瑛君の名前を聞きプリントを見る。
ホントだ、瑛君も一緒かぁ。うれしい。おもわず笑顔になる。
「七海ってさ…」
『…なっ…なに?』
春哉が顔を覗きこみながら言った。
「七海ってさ、時々唇に手を当てるよな」
『えっ…』
「そんで何か考え事してるって言うか、ぼんやりしてるっていうか…なんでやってるのか
なぁって」
ぼんやりって…なんでやってるのかなって…しっ、失礼だよ。私は真っ赤になりながら答えた。
『べっ別に…やっている意味なんてないよ、そんなことしてる?私』