雨音~不器用な彼との7days~
『どこに行こうか??』

『う~ん。考えてなかった…。』

『何か涼君らしい』

『美波は行きたいところある??』

『う~ん。特には…』

『美波らしい…』

涼君が微笑んだ。

『あっ!!今笑った』

『…。』

『いや、変な意味じゃなくて…初めて見た気がして…』

『そうかな…。美波が気づいてないだけかもよ』

『そうなの??まぁいっか!!涼君の笑顔見れたし』

あたしたちは当てもなくただ散歩していた。

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