雨音~不器用な彼との7days~
(ガチャ)
あがってきたようで冷蔵庫から麦茶を取り出しコップについでテーブルまで持っていった。
『あの、座って下さい。麦茶どうぞ』
『…ありがとう』
ボソッとしか聞こえなかったけどちゃんと返事をしてくれたので嬉しかった。
少しの沈黙が続き―――…
『あの、名前聞いてもいいですか??』
『涼』
『涼…君か。歳は??』
『23歳』
『じゃああたしの3つ年上なんだね。あたしは佐倉 美波。歳は20歳。専門学生で将来の夢は美容師。涼君は夢とかある??』
『今は…ない』
『昔は??』
『…忘れた。』
『そっかぁ…。そういえばどこに住んでるの??』
『…小屋』
『へ…??小屋??家は??』
『…。』
『エッ??ホームレス??』
『…。』
あがってきたようで冷蔵庫から麦茶を取り出しコップについでテーブルまで持っていった。
『あの、座って下さい。麦茶どうぞ』
『…ありがとう』
ボソッとしか聞こえなかったけどちゃんと返事をしてくれたので嬉しかった。
少しの沈黙が続き―――…
『あの、名前聞いてもいいですか??』
『涼』
『涼…君か。歳は??』
『23歳』
『じゃああたしの3つ年上なんだね。あたしは佐倉 美波。歳は20歳。専門学生で将来の夢は美容師。涼君は夢とかある??』
『今は…ない』
『昔は??』
『…忘れた。』
『そっかぁ…。そういえばどこに住んでるの??』
『…小屋』
『へ…??小屋??家は??』
『…。』
『エッ??ホームレス??』
『…。』