my sweet home~行方不明の私~
Engage1
バージンロードを彼女は行く。
白い両の壁、
白い天井、
限りなく透明なガラスの窓。
そこから射し込む、
白い陽の光り。
そして、身に纏う純白のワンピース。
誰も侵すことのできない白い色に包まれて。
《神さま、パパ、ママ、わたくしは今日、誰にも影響されない白い場所で、
罪と罰の元に嫁ぎます》
彼女の手には指輪の代わりに手錠がされている。
これが彼女を永遠に拘束するエンゲイジリングである。
「蓮・ルシフェル・イヴァンナ。
汝は自らの罪を認め、
これに寄り添い、罰に身を委ねると誓うか」
「はい。」
「病める時も健やかなる時も、
死が汝と罪を別つまで背負い続けると」
「はい。誓います」
白い両の壁、
白い天井、
限りなく透明なガラスの窓。
そこから射し込む、
白い陽の光り。
そして、身に纏う純白のワンピース。
誰も侵すことのできない白い色に包まれて。
《神さま、パパ、ママ、わたくしは今日、誰にも影響されない白い場所で、
罪と罰の元に嫁ぎます》
彼女の手には指輪の代わりに手錠がされている。
これが彼女を永遠に拘束するエンゲイジリングである。
「蓮・ルシフェル・イヴァンナ。
汝は自らの罪を認め、
これに寄り添い、罰に身を委ねると誓うか」
「はい。」
「病める時も健やかなる時も、
死が汝と罪を別つまで背負い続けると」
「はい。誓います」