君の恋~夏の日記~

夏の日記


そして、すぐに家庭教師の日が来た。


樹里の風邪はすっかりよくなったと聞いた。

少し、いや、だいぶ俺は戸惑ってた。


「これ…どうすっかな…」


本をまだ返していなかったのだ。


まぁ、来てから返すか。


そう、思った俺は本をテーブルに置いた。


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