君の恋~夏の日記~


『うん…でも、おばさんは怒らないでね?私が悪いんだから』



相変わらず変わってない喋り方。


さりげなく相手を思いやる力。


何一つ変わってなくて、俺の思い出の中から出てきたのかとも思った。



『そうそう、そんなことは置いておいてね?私…伝えたいことがあるの』



『私、先月結婚したんだ。一樹が結婚してたのは知ってたから…やっぱ、一樹には伝えなきゃなって…』



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