【中編】彼女の嘘
「遅れて、すまん。」


勢いよく祐也がきた。


こいつで今日の出席者は、全員みたいだ。


あいつの彼女の美紀からは、仕事で遅くなるって聞いてたっけ。


聞いていたけど、タイミングの悪さにみんなぽか〜んとしてしまった。


だって、シリアスモード全開だったから。


「へっ?どうしたわけ?」


祐也は、周りをキョロキョロしながら聞いた。


この異様空気が耐えれないよな。


めっちゃ、困ってるし。
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