【中編】彼女の嘘
「なにが事実なんだ?」


祐也は、なんか混乱してるみたいだ。


「なにがだよ。」


意味がわからない。


みんなも祐也の混乱の意味がわからなかった。


「疾風と遼って、別れたんじゃないのか?」



祐也は、戸惑っていた。


「はっ?」


なんでだよ。


ありえないから。


将来、結婚する予定だったんだから。


てか、婚約はずっとしてた。


遼がまだっていうから、しないだけで。


俺は、いつでもOKだ。
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