Boy Friend


「別に、泣いてなんか」


「嘘付け」



そう言って、あたしの
ホッペを舐める。




「ひゃっっ!!!?」



あたしは飛び上がって、
2、3歩後ろへ下がる。



「そんな引くな!!」


って、言われても・・・(汗)



「めっちゃショッパイじゃん」



綺麗なピンクの舌を
見せて言う。



「何か、やなこと
でもあった?」



・・・言えない。



だって、溝口・・・

怒ると思う。



「あっ、もしかして・・・

俺と会えなくて、
寂しかった?」



「はあ!!!?

んな訳ないもん!!!!」




フンっと、そっぽを向く。



「・・・てめぇ・・・・・」



え??!






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