Boy Friend
世界が半回転した。
気付いたときには、
あたしの上に溝口が。
「ちょっと∑」
「フッ・・・・
俺に逆らったら、どうなるか
わかってるだろうな?」
ギャァーーー!!!!!??
クックックックックと、
不気味な笑みを浮かべる男。
それが今、あたしの上に
またがっている。
そっと、手が伸びてくる。
ビクッ・・・
少し冷たい手が、あたしの
ほに触れる。
さっきまで、温かかったのに。
・・・何て、考えてる
場合じゃない!!!?
逃げなきゃ!!!!!
ジタバタと足を動かす。
「フッ、弱い抵抗。」
(ムカッ)