Boy Friend


「ぱぁーーー!!!!」



あたしはやっと離れた
口を大きく開いた。



「お前はおっさんか!!」


なんて、超辛口な言葉が。



「なによ!!キスしてきて!!」



あと5秒遅かったら、

あたし、多分死んでた。




「わかった?

俺に逆らったら、
死に掛けるって」



やってることは
怖くないけど、

言ってることはかなり怖い。



「わかったって・・・」



まだ息が荒い。



「・・・お前、
オバサンみたい・・・・」



「さっきから
オッサン、オバサン、
うっさい!!!!」



「フッ・・・
本当のことだし?」


「ムッカーーー!!!!!」



「ははは!!」




ほんと、ムカつくけど

何だか元気が出る。


< 115 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop