昼休みに、あなたと。
「ええっ!?」

状況が理解できた私はもうパニック状態だった。

どうしよう、恥ずかしい、恥ずかしすぎる!

顔が真っ赤になってるのが自分でもわかる。

「ぷっ、顔真っ赤だし。…おまえ、俺のこと好きなんだ?」


何も言えずにうつむいていると、抱きしめてくれていた先輩の腕が急に離れた。

どうして?そう思って目の前の先輩を見上げる。

先輩はすごく真剣な目で私を見つめてた。
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