昼休みに、あなたと。

昼休みに、あなたと。

しばらく私を抱きしめたあと、先輩は
「明日からはまた図書室集合な?明日からは俺も毎日行くから。」
と言ってくれた。

うれしいけれど、それよりも私はさっきから先輩の言葉に疑問を感じていた。

「あの…、なんで私が毎日図書室に行ってたって知ってるんですか?」

おかしいよね?
そんな話なんてしてないし、先輩も時々しか図書室に来てないから知ってるはずもないのに。
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