喫茶店王子
チリンちりん〜
「いらっしゃいませ〜…って麻妃??」
来ちゃったよ〜名前も呼ばれちゃったよ〜
隣からの視線がいたいよ〜
「どーもっ!あたし、麻妃の親友の美華っていいまあす!宜しくです!」
なに自己紹介しちゃってんの〜
「ほらっ麻妃!なんか言いなさいよ!」
「でっでも〜」
小声で話してるあたしたちを剛ちゃんはずっと見てた
「そういえば!麻妃!チケットとれたぞ!Yawiの!」
「え!?マヂでえ!ありがと〜剛ちゃあん!」
覚えててくれてたんだあ!なんか嬉しいな☆
浮かれてるあたしを見て美華は
「よかったねっっ」
と言ってくれた。
でも、あたしはまだ知らなかった。
2人の本当の関係を…
そのことは2人も教えられるまでわからないことだった。