記憶の欠片
そこには
高校の同級生だった、嘉幸が
一人で買い物袋を持って
立っていた!
“ なぁーんだ。
あいつも、一人かぁ“
そんな
悪魔の囁きをBGMに、
右手を挙げて嘉幸に近付いた。
「久し振りだなぁー」
「おう、久し振り」
お互いに、
久し振りの再会を
喜びあった!
と言うのも、
嘉幸と会うのは
成人式の日以来だから、
ピー十年ぶりに
なろうとしていた。
もちろん、
懐かしい話やお互いの近況を
話すのって定番ですよね?!
そんな流れで、
今回も会話をしていると