オンナの園
私なら、いくな。



私なら、瞳をとじて(どこかで聞いたセリフ)
顎を少しあげて、ぶ、ぶ、ぶ、ブチューと自分から、いくな。



も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、も、妄想が止まらない〜



『あのね、あんたね、私の事、何にも知らないのに、どうして、そんなこと言えるの?自分がイケメンだと思って、オンナなら、誰でもオーケーすると思ったら、大間違いよ!!』



えっ〜断るの?…もったいない。


ゆきのん、1日、いや、一週間、考えてみようよ。



ゆきのんは、何故か、涙目になって、いきおいよく、マサハルの肩にぶち当たり、逃げるように、走り去った。



一人残されたマサハルは、よっぽど、肩が痛かったのか、少しの時間、うずくまっていたが、微笑みながら、立ち上がった。



なんて、爽やかな笑顔。



私には、和也がいるから…



和也、私の事、好きにしてくれていいから…



ただいま、激しく妄想中!


和也、イヤン……


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