オンナの園
今日は誰ひとり、脱落者もでず、男子も女子も走りきった。


地獄のような、マラソンだった。


足がパンパンである。


マラソンも明日で最後、頑張らなきゃあね。



ご飯も終わり、部屋に帰ろうとした、その時…


とみ子が泣きながら、走ってきたぁ。

とみ子はそのまま、部屋にはいり、すすり泣いてる…

トントン……


『とみ子、どうしたの?』

『………』


『とみ子、泣いてるだけじゃあ、わかんないよ』


グスン…グスン……


『見ちゃったの……』


『な、に、を??』


『あの大きな樹の下で、チャイルくんが…ヒザマズイテ…あやかに、あやかに…』

とみ子は言葉にならず、また泣き出した。


今度は大声で…えぇぇ〜ん、えぇぇぇ〜ん…



ではここで、ムーンが解説をしょう。


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