オンナの園
午後11時


タクシーに乗り、ずっと外の景色を眺める。


駅を通り抜け、寮に近寄ってくる。


あれ?


……和也?


こんな時間に…


また走ってる…


窓ガラスに、へばりつき、外の和也におもいきって、手をふってみる。


わぁ、気付いた。


おもわず、隠れてしまった。


あ〜恥ずかしかったぁ。


和也としゃべりたぁ〜い。


ねぇ、和也…



私たち



このまま……なの?



< 83 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop