私と俺と貴方
何が楽しくて男と映画行かなきゃなんねぇんだよ。



ってリョウジも思ってるはず。



「アリサは疲れ気味?」




目線だけをこちらに向け、リョウジが言った。




「あぁ」





「夜電話した時は、普通だったんだけどな」





「しらね」





「一番の理解者。なんだろ?」
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