こっちむいて伏見!


そして先輩は続けた。


「そしたらさ、部室行ってみ?」


「え?どうして…」


「さあ、
どうしてやろか?」


アタシが聞き返しても先輩はただ静かに笑ってるだけだった。



部室はさっき通ったけど、
部屋の電気も消えてたから誰もいないはずなのに。


なにがあるんだろ。







< 356 / 378 >

この作品をシェア

pagetop