眠れぬ森
3章 相手
どうせならお酒が飲みたいから、と言って、ハルキは一旦自宅に戻り車を置いてから出直してきた。
私はその間に、どのお店に行こうか検討。
やっぱ、行き慣れたあそこがいいか。
色々迷ったあげく、気張らずに行ける居酒屋に決めた。
夕方になってハルキがうちまで迎えに来てくれた。
「どんなお店なんですか?ミクさんがお勧めのお店って何だか気になるな。」
「うーん。行けばわかるけど。そんなオシャレな雰囲気の場所じゃないのよ。」
「雰囲気じゃないとすれば、料理の味がいいとか?」
「料理も至って普通。でも、その普通な感じが安心できるっていうかね。」
「へー。和食ですか?」
「うん、そう。食事よりもむしろお酒が楽しめる場所かなぁ。とにかくお酒の種類は豊富なの。」
「なんだか大人って感じですね。」
「私はハルキくんの年齢の頃から行き着けだけど。」
ハルキは少し驚いた表情をした。
「ミクさんって見かけによらず、酒豪だったりする?」
「酒豪も酒豪。熱燗なんかもぐびぐびいけちゃう。」
「まじで?」
「まじで。」
ハルキは嬉しそうに笑った。
「俺、お酒強い女性って好きなんだよね。俺もお酒好きだから。」
私はその間に、どのお店に行こうか検討。
やっぱ、行き慣れたあそこがいいか。
色々迷ったあげく、気張らずに行ける居酒屋に決めた。
夕方になってハルキがうちまで迎えに来てくれた。
「どんなお店なんですか?ミクさんがお勧めのお店って何だか気になるな。」
「うーん。行けばわかるけど。そんなオシャレな雰囲気の場所じゃないのよ。」
「雰囲気じゃないとすれば、料理の味がいいとか?」
「料理も至って普通。でも、その普通な感じが安心できるっていうかね。」
「へー。和食ですか?」
「うん、そう。食事よりもむしろお酒が楽しめる場所かなぁ。とにかくお酒の種類は豊富なの。」
「なんだか大人って感じですね。」
「私はハルキくんの年齢の頃から行き着けだけど。」
ハルキは少し驚いた表情をした。
「ミクさんって見かけによらず、酒豪だったりする?」
「酒豪も酒豪。熱燗なんかもぐびぐびいけちゃう。」
「まじで?」
「まじで。」
ハルキは嬉しそうに笑った。
「俺、お酒強い女性って好きなんだよね。俺もお酒好きだから。」