純愛 ~守りたい~

黒板にそう書かれていた。





『また何かやったの?笑』


桐也が、あたしの肩をつついた。



『やってないし↑わかんないけど(笑)』


あたしが笑うと、



『まぁ行ってみてからの、お楽しみだな(笑)』


桐也も笑った。





――――――――――




体育館。







『最近、夕方遅くなるまで寄り道をして、遊び歩いてる人が増えています!』


先生は、そんな風に話をしはじめた。




すると、桐也はあたしを見て笑った。





< 11 / 492 >

この作品をシェア

pagetop