純愛 ~守りたい~
『桐也だけど?笑 それより何落ち込んでんの?』
桐也が、目の前にしゃがみこんだ。
『また呼び出されてさぁ(笑)啖呵(タンカ)切っちゃって~。で、1人で準備室行き↓↓』
あたしが下を向くと、
『それそれ!らしいじゃん↑それでいんだよ(笑)』
桐也は笑った。
『らしい?』
あたしがきくと、
『うん!呼び出し食らっても怒鳴られても、笑ってて本当は正義感が強いってのがらしさでしょ↑↑』
桐也はそう言って、立ち上がった。