純愛 ~守りたい~















信号が青に変わり、車が進み始めて諦めかけた時!

















会場の前で友達と話している、あいつがいた。











三宅……お前が言ってたように、運命ってもん信じてみても良いかもな…。


俺は本気でそんな風に思った。





―― 結婚式。―――




『久しぶり!桐也おっきくなったなぁ!』


あーちゃんが言う。



『よく、その口の悪さで結婚出来たな!三十路んなる前に結婚出来て良かったね(笑)』


俺がそう言って舌を出すと、





< 200 / 492 >

この作品をシェア

pagetop