純愛 ~守りたい~

あたしが話すと、



『皆がおかしいのに…。でも、やっぱ噂になるとやっかいなんだよねぇ↓↓』


真緒美は下を向いた。



『でもあたしは、桐也の事嫌いになったわけでも、喧嘩したわけでもないよぉ!ただ、離れてるだけ。離れてても友達は友達でしょ♪』


あたしはそう言って、その後、恵里佳のところへ戻った。





――――――――――




秋。文化祭の季節。


あたしは、ダンス部の手伝いを頼まれた。




『こっちこっち↑』


部長(先輩女子)に呼ばれて、教室に入った。





< 24 / 492 >

この作品をシェア

pagetop