純愛 ~守りたい~
『俺さぁーこの前、手を怪我しちゃって、文化祭出れねぇーんだ(笑)』
夏津紀先輩は、手を見せて笑った。
『なんか…残念ですねぇ↓↓』
あたしが言うと、
『ううん(笑)裏方も大切だし、俺らがいなきゃ、ダンス部は文化祭で踊れないし↑だから大切な役割もらったって思ってる!』
夏津紀先輩のその言葉に、あたしは頼もしいなぁーっと思った。
それと同時に、何かが誰かに似てるような、そんな気がした。