純愛 ~守りたい~
桐也に会いたい…まだ、言えてないことがあたしには、たくさんあるのに………。
こんな風になってから……
今さらになってから後悔だってたくさんしてる……。
あたしは焦る気持ちを抑えようとしながら、受付にいた女の人に話しかけた。
『すみません!!あの…ききたいことがあるんですけど、桐……じゃなくて、藍沢!藍沢桐也ってこの病院に入院してますか?!』
気持ちなんて抑えられるはずがなかった。