純愛 ~守りたい~

すると、夏津紀は、


『何言ってんの?笑 穂乃嘉だから、優しく出来んだろ!好きなやつには、笑顔でいてほしいもんさ↑…だろ?』


そう言って、笑った。





『うん。でも…夏津紀には、ききたくなかった名前なんじゃないかなって思ったの……。』


あたしが下を見ながら言うと、



『穂乃嘉が笑顔になれさえすれば、それでいんだよ!!笑』



夏津紀はそう言い、歩いて行ってしまった。





あたしは夏津紀が行ったあと、毛布にくるまりながら時計を見た。





< 293 / 492 >

この作品をシェア

pagetop