純愛 ~守りたい~
―― 文化祭当日。―――
『おはよ!早いな(笑)』
夏津紀先輩は、いつもより早く来た。
『まぁ(笑)手伝いも最後だし、早く来てみましたぁ↑』
あたしが言うと、
『あのさぁ…。』
夏津紀先輩が、突然言った。
『ん?』
あたしが言うと、
『俺が告ったら、本当に皆。誰でもOKしてくれっかな?』
夏津紀先輩が、下を向いてきいた。
『この前も言ったように、夏津紀先輩なら落とせない女はいないですよ(笑)』