純愛 ~守りたい~
親父は、静かに言った。
『あぁ…どうすることも出来ねぇーけどな。』
俺が、溜め息混じりに言うと、
『何も出来なくても、誰かが側にいてくれる。それだけで少しは安心出来るんじゃないかな?』
親父は俺を見て言った。
『そうだと良いけどな。』
俺が言うと、
『俺に、似てるな(笑)』
親父は、少し嬉しそうな顔をした。
『認めるよ(笑)女を自分だけのもんに出来ないとこなんか特に。』
俺が言うと、