純愛 ~守りたい~

あたしは、夏津紀先輩の肩を叩いた。













すると突然。















夏津紀先輩は、自分のほうにあたしを引き寄せ、抱きしめてきた。





『もし、それが穂乃嘉でも?』


夏津紀先輩は、抱きしめたままきいた。




『そ…それは……。』


あたしが困っていると、



『俺さ…男子なら皆が求めてる、すっげぇー可愛い子とか、すっげぇー美人とか、嫌なんだよ……。だって、心だろ?俺は心が温かい奴が好きなんだ。穂乃嘉みたいな…。』





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