純愛 ~守りたい~
『あ!なんかごめんなさい(汗)こんな言い方したら、何きかれんのかって驚くわよね(笑)そうじゃなくて、羽田さんの話をきかせてって意味なの↑』
藍沢桐也の母親は優しく穂乃嘉の肩を叩いた。
こっから先は、穂乃嘉がどうしたいか…。
穂乃嘉は、藍沢桐也の母親にいったい何を話すのだろう?
俺はききたいような…でも、ききたくないような……そんな不思議な気分でその場に立っていた。
『夏津紀…?お前は話をきく勇気があるのか?』