純愛 ~守りたい~
一番言いたいことが言える。そんな存在が桐也だったんです。』
穂乃嘉は普通に話はじめた。
途中で穂乃嘉は、非行に走っていたことを言いにくそうにしていたが、藍沢桐也の母親の笑顔でまた話が再開された。
藍沢桐也の人柄は、もしかしたら、この母親から来てんのかもしれない…。
俺は、そう思った。
『あたしは、非行に走ってて、先生に逆らいっぱなしだったんです。毎日のように呼び出されて、毎日のように説教されて……。で、いつの間にか気が付けば、
穂乃嘉は普通に話はじめた。
途中で穂乃嘉は、非行に走っていたことを言いにくそうにしていたが、藍沢桐也の母親の笑顔でまた話が再開された。
藍沢桐也の人柄は、もしかしたら、この母親から来てんのかもしれない…。
俺は、そう思った。
『あたしは、非行に走ってて、先生に逆らいっぱなしだったんです。毎日のように呼び出されて、毎日のように説教されて……。で、いつの間にか気が付けば、