純愛 ~守りたい~
そんな風に思える人がいるのは、幸せなのかもしれない。
『あたしには、わかりません(笑)それから少しして、アドレスを変えられちゃいましたから……。あたしは自分がいけないんだって思ってます。もしかしたら、ここにいるのは、桐也にとったら迷惑かもしれない……。それでも桐也が病院に…って話をきいて、どうしても心配で心配で……。』
穂乃嘉が言うと、藍沢桐也の母親はそっと肩を抱いた。
そして、