純愛 ~守りたい~

『はい。』


あたしが言うと、



『け…敬語やめろよなぁ!それから、先輩ってのも(笑)』


頭をかきながら笑った。




『そ…そうだね(笑)夏津紀…』


あたしが照れながら言うと、



『それで良い(笑)』


そう言って、あたしのカバンを持った。







―― あれから。―――





あたしと夏津紀が付き合いだした事は、1週間もたたずに両方の学年に流れていた。



誰が流したわけでもないけど、自然に。





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